弟逝く

午後11時15分弟静に逝く、やっと楽になれたな・・・・痛みからも、苦しみからも解放されて、さぞ楽になったことだろう、頑張った、本当に頑張った、天国で彰と父ちゃん母ちゃんと楽しくゆっくり休んでくれ。
勝義が今日逝くとは思っていなかった、近いうちとの予測はあったが、今日は梅治と弘美が来ることになっていたので、チイと二人で午後から病院へ、ところが酸素マスクをしている、ちょっと容態悪化か、馬越でヤイ子と土地の権利書を捜し病院へ戻る、3時半勝義弘美にプリンを食べさせてもらう、1個うまそうに食べる、これが最後の食事となる。弘美、チイ、梅治帰り、ヤイ子、慶子、美子来る
夕食飲み込むことできず、様子がおかしくなって来た、8時頃看護婦知らせる方には知らせて下さいとのこと、忙しくなってきた。あちこち落ち度無く連絡す。
チイタクシーで来る、梅治と弘美はまだ家に着いてない、松治直ぐ呼ぶ、姉は来れない。10時息が荒くなり看護婦待機、ヤイ子慶子美子必死の呼びかけ、頑張れ、お父ちゃんカンバレの連呼・・・「ここまで必死に痛みをこらいて頑張ったのだから、もう楽になってくれ、ご苦労様、なんで兄の俺より早く逝くのだバカヤロー・・・」