母命日

今日は母の祥月命日、世界で一番愛しく、一番尊敬していた、大好きな母、何時も心で支えてくれた母、何時も黙って後姿で生き方を示してくれた母、そんな母が亡くなってからもう30何年だろう、享年61歳まだ若かった、乳がんで15年余り後遺症のセキに悩まされ、勝義と同じく苦しみながらの最後だった、母も弟も、本当にまじめな良い人で、働くことが生きがいの様によく働き、人のために尽くし、人から恨まれることなど無い人だったのに、最後は苦しみもがきながらの死、この世に神も仏も無いのがと恨めしく思う。
午前暫らく振りにゆっくりテレビを見、午後墓参りに行く、途中で花を買い、お墓参りを先にすまして馬越に上がってゆく、馬越では松治、弘美、美子たち親子、皆で昨日持って行っておいた風呂焚の切りかたをしていた、間もなく梅治夫婦も来て、賑やかな母の命日になった、梅治の所の豊子も何年ぶりの帰郷になるのか?、下半身不自由で梅治も大変だ。
松治梅治が帰ったあと弘美に四十九日の案内書の指示をし、帰り瀬上の仏具屋により位牌を頼み帰る。